街で有名人を見かけたらあなたは話しかけますか?私は話しかけられません・・・

日常の生活

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街を歩いていると、たまに有名人を見かけることがあるのですが、あなたは話しかけますか?

私は話しかけられません。

内心は正直「おおっ」と思っていますけどね。

なぜ、話しかけることができないのか考えてみました。

街中で有名人をみかけた時ってどうしますか?

街を歩いているとたまに有名人を見かけることがあるのですが、あなたはその時どうしていますか?

事務所、クライアント先、研修先、東京駅近くの大規模書店など、独立してからの行動範囲はかなり限定されていますが、こんな私でもたまに有名人を見かけたりします。

昨日は大好きなプロ野球球団の外国人ピッチャーが試合からの帰り途中で、大型のキャリーバックを2つ両手でひきづりながら家族で歩いているのも見かけました。長旅のせいか、ちょっと疲れていた感じでした。

家族と一緒に歩いていたということもあり、話かけられませんでした。というよりも英語で話しかける勇気がなかったのかもしれませんね。

なぜ、話しかけられないのかって考えたときに、それはその人のプライベートの邪魔をしてはいけない・生活の邪魔をしてはいけないと心の中で思っているからだと思います。

有名人でも普通に生活がつづいていく。「そして生活はつづく」

普段はビジネス書ばかり読んでいる私ですが、最近読んで面白いと思った本があります。

星野源著「そして生活はつづく」

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この本の中で、著者の生活に対する思いが書かれています。

有名人ではない自分でも共感するところがあったりして読んでいて面白かったです。

つまらない毎日の生活をおもしがること。これがこのエッセイのテーマだ。なぜこのテーマを選んだかには一応理由がある。

人は生まれてから死ぬまでずっと生活の中にいる。赤ちゃんとして生まれてから、やがて年老いて死ぬまで生活から逃れることはできない。誰だってそうだ。

一見華やかな世界にいるように見える芸能人や、一見ものすごく暗い世界にいるように見える犯罪者だって、当たり前に生活している。その人のパブリックイメージと実際の生活は、必ずしも一致するとは限らない

 

私は、生活というものがすごく苦手だ。昔から、この劣等感の塊のような自分から逃げたいと思っていた。だからどんな自分を忘れさせてくれる映画や芝居、音楽やマンガなどの夢中になった。しかし夢中になればなるほど、その逃避の時間が終わって普通の生活に戻る瞬間、とてつもない虚無感に襲われた。でも当たり前だ。逃げているだけでは自分は変わらない。

そこで私は、その逃避できる世界を作る側に回りたいと思った。演劇に夢中になり、役者をやったり脚本を書いた。音楽に夢中になり、楽器を練習して歌を歌った。物書きに憧れて、誰に見せるわけでもない小説を書いた。やがてその中のいくつかはいつの間にか自分の職業になっていた。そして、その楽しいことでお金がもらえるなんてまったく夢のようだと思った。

しかい大勢の人の前で芝居をして拍手をもらい。一万人の前で演奏して拍手をもらっても、一度家に帰ってひとりになると、そこにはあの小学校のときに感じた、とてつもない虚無感が変わらずに広がっていたのである。

 

私は生活が嫌いだったのだ。できれば現実的な生活なんか見たくない。ただ仕事を頑張っていれば自分は変われるんだと思い込もうとしていた。でも、そこで生活を置いてきぼりにすることは、もう一人の自分を置いてきぼりにすることと同じだったのだ。楽しそうに仕事をする裏側で、もう一人の自分はずっとあの小学生の頃のつまらない人間のままだったのである。そりゃあ、見た目と中身の差が出るのは当たり前だ。~途中 略~

そんなわけで生活をおもしろがりたい。~途中 略~
むやみに頑張るのではなく、毎日の地味な部分をしっかりと見つめつつ、その中におもしろさを見出すことができれば、楽しい上にちゃんと生活をすることができるはずだ。

この本の面白いとことは、仕事・ビジネスのことではなく、ふだんどのような思いで生活しているのかということが著者の視点でおもしろ、おかしく書かれているところです。

生活するというものが苦手だとしっかり認識された上で、生活をおもしろがりたいという意識にとても共感しました。
私自身も生活することが得意ではないので、掃除や洗濯が好き・得意だという人ってすごいなと思います。

テレビで芸人さんが家事が得意だと言っているのを見て、すごいなとあらためて思います。

・モノの収納方法
・お得に買い物すること
・掃除や洗濯が仕方
・家電選び
・モノを整理すること
・こどものためのお弁当づくり
・あまった食材の活用方法など

まとめ

誰しも日常の生活があって、それは毎日のように続いていく。その地味な日常の中におもしろさを見つけることができれば楽しく生活できるのではないでしょうか。
仕事が忙しすぎて生活自体ないという人もいるかもしれませんが、実はそれは生活するっていうことが楽しくない・得意ではないから仕事を忙しくしているかもしれません。

仕事ばかりではなく、生活することに少し意識を向けることで、楽しくなっていくのではないでしょうか。

【編集後記】

昨日は、近くで開催されたフリーマーケットで子ども雑貨を購入。

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